食材や加工品を提供する「メーカー」と、コンビニエンスストアやレストランなどの「小売業・外食産業」をつなぐのが「総合食品卸売業」の役割です。
各部門が連携して「食」の流通に関する様々なフィールドをカバーすることで、あらゆる商品を安定的かつ効率的に供給し、消費者の日常を支えています。
DEPARTMENT INTRODUCTION
労働環境やコンプライアンスの整備、経営戦略の策定、リスク管理など、会社の運営に欠かすことのできない土台となる仕事がコーポーレート部門です。中でも、近年、当社が力を入れているのはデジタルプラットフォームを用いた働き方改革の推進です。
人材の採用、育成、評価制度の策定など、社員の能力を最大限に引き出す仕組みづくりと適切な人材配置を行います。また消耗品やオフィス機器の備品管理など、企業活動を円滑に進めるための各種サポートも実施します。
社内ネットワークの管理、PC・電話・インフラネットの整備、需給管理システムの開発・運用、物流センター内システムの検討・運用など、各種デジタル戦略を推進し、効率的かつ効果的な業務を実現します。
企業運営に必要な資金を調達・運営し、利益を生み出す計画を立てて企業価値を高めていくために。 決算書の作成や財務分析、資金管理、利益管理、不測の事態に備えた資金確保によるリスク管理などを行います。
経営資源や市場動向に関する調査やデータ分析をもとに戦略的な企画や事業計画を策定し具体的な目標を設定します。さらに目標を達成するため、各部門との密な連携や進捗管理も重要な役割です。
法的な観点からのアドバイスを始め、適切な内容による契約書の作成・管理、社内外における訴訟トラブルに対応したりと、企業運営における法律知識が必要な業務全般を行います。
健全な経営を維持するための独立した部門です。企業の不祥事の防止や業務効率のチェック、また合法性・合理性に基づき、経営活動に関する様々なアドバイスやサポートを実施します。
社内に蓄積された膨大なデータを活用し、「需給管理」や「商品管理」を通じて無駄のない当社独自のサービスを提供します。価値観が複雑化・多様化する中において正解のない問いに挑む難しさはあるものの、答えを生み出していく面白さが得られます。
類似商品の売上推移といった膨大なデータとSNSによるトレンドの把握、さらには人の経験から商品がどれくらい売れるかを予測しメーカーに発注します。予測が正確であるほど、商品ロスを削減することができます。
取引先メーカーとともに当社プライベート商品の開発を行います。商品のコンセプトを企画し、メーカーと一緒に味やパッケージの調整を行って商品の製造をメーカーに依頼、営業部門にその特徴や情報を伝達します。
取り扱う様々な商品を市場に広く認知させるため、市場調査や販促活動、ブランディングなどを行います。また営業部門を支援するためのデータ分析、食のトレンドが集まる展示会の開催・出展などにも携わります。
消費者が求める品質を安定的に維持するために、各種商品の工場監査や食品表示の確認を始めとした商品リスクに関わる品質保証全般の業務を行うほか、消費者の声をもとにさらなる品質向上に努めます。
得意先の小売業や外食産業のお客様にマッチする商品を世界中から見出し、海外メーカーとの交渉や契約、輸入手続きなどを行います。グローバルな視点に加え、お客様のニーズを満たす商品を見極める力が重要です。
外食産業や小売業のお客様に対して、食品、酒類・飲料、惣菜、包材、ペット用品といった
各種商品をご提案するほか、お客様が抱える様々な課題に対して解決策をご提示します。
営業部門はお客様の業種によって担当が分かれています。
居酒屋やファミリーレストランといった外食産業に対して、食材の提供、新メニューの開発、季節ごとのフェアなどをご提案します。市場のトレンドを見据えながら、素早く簡単に、誰が作っても美味しくできるメニューを考案することが大切です。
プライベートブランドなどのメニュー開発はもちろん、機能性やデザイン性にこだわった付加価値の高いパッケージもご提案します。近年は環境に配慮した商品が注目されており、容器の素材をプラスチックから紙に変更するなど進化に挑んでいます。
全国のメーカーや商品を扱っている卸業の強みを活かして、立地や客層などお客様の特性に合った商品を見出しご提案します。さらに売り場や棚割りの提案、キャンペーンの施策など消費者の目に留まる方法を考えて提案できるのも卸業ならではの魅力です。
メーカーが製造する大量かつ様々な温度帯の商品を全国各地のお客様へ迅速かつ安全にお届けするのが物流部門です。国内を網羅した物流拠点を基軸に、「必要な時に必要なものを必要なだけ」届けるための独自の物流システムを構築しています。
テクノロジーを積極的に活用して物流のあり方を変革します。輸送手段の自動化や機械化による人手不足の解消、書類などの電子化によるコスト削減、輸送状況の可視化による業務効率の向上などに取り組みます。
低コストで高品質の物流サービスを実現するため、物流センター内の各種改善や配送員への教育を行います。また、新たな物流センターの企画、導入するシステムの検討、配送ルートの調整などにも幅広く携わります。
倉庫内でフォークリフトを扱い、トラックへの荷積みや荷下ろし、パレット(荷物を乗せる荷台)の荷積み、パレットの固定などを行います。免許取得が必要で日々の物流を力強く支える役割を担います。
倉庫内の商品を輸送車に積み込み、小売業や外食産業のお客様のもとへ安全に運び届けます。配送ルートや配送時間が事前に細かく定められているなど無理のない配送を実現する仕組みを構築します。