PERSON08
O.Y.
常温共配本部 中京・関西運営部
2014年入社
2011年に発生した東日本大震災の影響でアルバイト先のコンビニエンスストアに商品が届かない事態を目の当たりにし、日々の暮らしを支える物流の大切さを強く実感。新卒で入社後、幹線物流本部やデイリー共配本部で物流の現場経験を積み、2017年より常温共配本部 中京・関西運営部に所属。
取材当時
私が現在所属している部署では、各メーカーが製造したペットボトルや缶の飲料のほか、菓子や酒類など温度管理が必要のない商品の在庫を管理し、物流センター内の効率性を確保しながらコンビニエンスストア各店舗からのご注文に過不足なく応えることを使命としています。
しかし、数千種類の商品を数百の店舗に毎日ミスなく届けるのは容易ではありません。在庫管理においてはスタッフ一人ひとりのスキルや適性に応じて人員配置し、倉庫内作業においては委託先の管理者との二人三脚で業務の最適化を図ること、そして配送においては分刻みで動くスケジュールを正確に管理します。正確性と効率性を最大限に両立していくため、サブセンター長としての責務を胸に試行錯誤する日々を送っています。
日頃から心がけているのは大きく2つ。まず1つ目が「今を疑う」ことです。日々のルーティーンを漠然とこなしているだけでは、より良い仕事は生まれません。今の業務のやり方が本当に最善なのか、そもそもその業務自体が必要なのか。常に疑う姿勢を忘れずトライ&エラーを繰り返すことで組織として一歩ずつ成長できるよう努めています。
2つ目が「先を見据える」ことです。物流の仕事は決して一人では成り立たず、社内外を含め様々な人と関わります。後続の業務が正しく進むように視野を広く持ち、物流全体をコーディネートする「司令塔」としての意識を大切にしています。そのおかげもあり、2023年に新型コロナウイルスのクラスターが発生するという危機的状況を迎えた際には、先を見据えることを第一に、多数の手段の中から最適な選択肢を見極めたことで全店舗納品を継続させることができました。
物流センターの仕事は一人で完結することがなく、自分の仕事が誰かの仕事と必ず繋がっています。その影響もあってか、お互いに助け合い、補い合う風土が根付いていることを実感しています。私自身も2022年に育児休暇を取得しましたが、男女を問わずプライベートの時間を大切にできる環境がありますし、また自然災害を始めとしたトラブルの際には部署をまたいで協力し合う風土があります。もちろんチームプレーであるが故に、小さなミスが物流全体に大きな影響をおよぼす可能性があるなどプレッシャーも大きいですが、それ以上にチームで仕事を成し遂げた時の達成感は何ものにも代えられません。
これからも仕事も家庭も妥協することなく全力で楽しみながら自分にしかできない仕事を重ねていきたいです。2024年4月にドライバーの時間外労働に関する上限が規制されるなど物流業界が大きな転換期を迎えると同時に、会社が大きく変わったことによって物流に新たな価値を生み出す手段が拡大することを期待しています。
週明けは改廃商品の入れ替えが多いため、現場への指示内容をまとめるなど事務処理がメインとなります。 改廃商品=商品ラインナップの見直し対象品
各店舗に新商品を納品するため、物量が多くなります。出荷指示ミスの無いように気を付けながら、既定のルールをもとに配送が行われるよう管理を行います。
子どもがまだ幼いので近場の公園やレジャー施設に連れていくなど、まだまだ慣れない育児に奮闘しています。
週明けの納品を含めた発注になるメーカーが多いため、多くの時間を発注業務に費やします。
次週から取り扱いの始まる新商品の重量や大きさ、名前、賞味期限などのデータをシステムに登録していきます。
次週の商品の改廃に備えて円滑な商品管理を実現するための棚配置を検討し、現場に指示を出します。
自分の時間が取れる際には、好きなアーティストのライブでストレス発散!いつか家族で参戦できる日を楽しみにしています。
私自身、入社の最終的な決め手は社員の人柄の良さでしたが、入社から10年が経った今その感覚は間違っていなかったと感じています。2024年4月から三井物産流通グループになりました。事業規模や内容もますます広がり、よりダイナミックな仕事ができるようになるはずです。私たち社員もまだどのような変化が待っているかわからないことも多いですが、これから入社される皆さんと一緒に新たな挑戦ができることを願っています。